デザイナーとは?
▼デザイナーの定義
一口にデザイナーといっても、どういう人の事を指すのか定義が曖昧である。
「デザイン」という言葉を辞書で引くと広範囲の意味で使われている。
「プロジェクトマネージャーはプロジェクトをデザインする人。」
「経営者は会社をデザインする人。」である。
つまり、デザイナーという職業はかなり広範囲であり、汎用的だと言える。
一度、デザインを勉強すればどの業務にも組み込め応用が効くと言ってしまっても良い。
デザイン思考の基本概念に、ユーザー視点というものがある。
どんなユーザーがこのサービスを使うのか?
そして、どんな気持ちになるだろうか?
又は、どういう気持ちになって欲しいか?(どんな効果や影響を期待するか)
そのためにはどうしたら良いか?
という事を考え想像(シミュレート)し、実現(デザイン)する。
この工程を具体的な形でおとし込める人の事をデザイナーと呼ぶ人は現時点の日本で多いのが実状だろう。
デザインについて古今東西、様々な議論がなされている。
ある人は、「デザイナーはクリエイターなんかではない。」
また、「デザイン思考は創造性を損なわせる。」と。
思えば、デザイン思考とは非常に便利な概念であり、レポート等の日々のルーティンに組み込まれているようなペーパー作成に応用させても、完成度をぐんとあげる。
デザイン思考の基本概念で失敗するケースは少なく、おおよそ完璧であると言わざるを得ない。
どんな人がこのレポートを読むのか?
なんために、又はどのように使うのか?
そして、どんな気持ちになるだろうか?
又は、どういう気持ちになって欲しいか?(どんな効果や影響を期待するか)
そのためにはどうしたら良いか?
という事を考え想像(シミュレート)し、実現(デザイン)する。
シミュレートのレベルはどこまでも精密に行われ、潜在的な問題点をもあぶり出すのがこのデザイン思考でもあるのだ。
当たり前で単純ながらに微細な、この便利なデザイン思考を使わない手はない。